ラブソングに共感したい。
いえ、かくいう私も、ティーンエイジャーの多感な頃は、恋愛ソングを聞いては涙を流していました。今思えば、歌詞の意味なんかではなく、メロディーに泣いていただけなのかもしれません。長調は明るい、単調は暗いみたいな。
恋愛ソングを歌う私たちの世代のアーティストと言えば、HY、加藤ミリヤ、あたりでしょうか。いわゆる、共感されている恋愛ソングの歌詞を、今読み返してみると、
「え、それただ相手好きぢゃないやつやーん」
「いや、言えないぢゃなくて、言わないと
「次行こ!次々!」
といったように、冷静に突っ込んでしまう自分がいます。
もはや、共感できるソングと言ったら
「ガッツだぜ」「田園」
ぐらいかもしれません。
共感できない理由を考えてみると、自分が薄っぺらーーーい恋愛経験しかしてこなかったからかもしれないと思いました。ちゃんと向き合って、心を通わせて、大切に時間を重ねなかったのかもしれません。まめ大福の苦手とする、思っていることをちゃんと言葉にする。これが全くといって良いほどできなかったのかもしれません。
これからは、その反省を活かし、パートナーとの時間を過ごしたいと思います。
もちろん、恋愛だけでなく、友情や家族に対しても。
そうしたらまめ大福も、恋愛ソングに共感できるようになるかも…
いえ、芸術全般に対して、もっと感動することができるかもしれないと思ったのでした。