マジョリティになった時の嫌悪感

(※)マジョリティ:多数者、多数派、マイノリティーの対義語

  わたしは今、アウトドアにハマっています。
そうアウトドアアクティビティ。キャンプやハイキング、登山などです。

 きっかけは、高校の親友にキャンプを誘われたことが始まりです。小さい頃は家族でキャンプや登山など沢山連れて行ってもらいましたが、大人になってからはめっきりなくなってしまったので、久しぶりのキャンプにかなり興奮し感動しました。特に家族や友達と自然の中で食べるご飯は、非日常的で別格です。また、わたしには愛犬もいることから、散歩の延長上で、ハイキングや登山まで楽しめて、一石二鳥です。

 ですがわたしは、このハマっている事実を認めたくありません。流行りに乗ってしまった感があるからです。

 このコロナ禍で、日本ではキャンプなどのアウトドアにハマる人が続出しているそうです。

 楽しいキャンプコラムはこちら

 中二病(※)のような発想かもしれませんが、流行りに乗るってダサいです。とても耐え難いです。キャンプなどの趣味だけではありません。好きな音楽、好きなお洋服、好きなお店など、みんながやっている、みんなが知っている、つまりマジョリティになってしまった時に感じるあの嫌悪感。みなさんも一度は感じたことがあるかと思います。わたしだけ、わたしだけのもの、わたしだけがわかっている、という唯一無二が良いんです。流行ったとしても最先端でいたいのです。
(※)中二病:中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動

 そんなマイノリティーに憧れるわたしですが、口コミやランキングが大好きです。めちゃめちゃマジョリティーやないかーい。口コミあると安心するー!!ランキング上位だとほっとするー!
 はい、気になるお店は食べログ、気になるお化粧品はアットコスメ、気になる家電は価格ドットコム等。大変参考になり、お世話になっております。
 いえ違うんです。自分の知らないわけのわからないことに関しては、まずみんなの評価を聞きたいんです。色々調べて考えた結果、その先に自分だけの答えを出したいんです。

 言い訳はここまでにしておいて。

 そんな、マイノリティーに憧れるマジョリティーなわたしですが、「最近、〇〇にハマってない?」「最近、〇〇好きなの?」と完全に流行りに乗っかってしまったものに関しての回答は、
「なんか、わかんないけどー、ハマっちゃってるんだよね」と答えるようにしています。
そこにわたしの意図はありません、被害者なんです感満載に。

うーーーーん、それこそ最高にダサい!!!笑

 でもなんだか、心が軽くなるのです。ぜひ皆さんも使ってみてくださいませ♡