どうも、M子です♪今月のテーマは母親とお仕事。私の母親は結婚を機に仕事を辞めてから30年間、専業主婦一本で生活してきた人です。そんな専業主婦の母親について、娘視点で思う事を書いていこうと思います!
母親は物心ついた時から、“結婚したら仕事を辞める”と決めていたようです。周りのお友達も同じ感覚がマジョリティだったそうです。高校卒業後は短大に入り、短大卒業後は自宅最寄り駅の会社で約5年間働き、結婚と同時に退職、その後30年主婦一筋人生です。
私には3人姉妹で2つ下と6つ下に妹がいます。それなりに歳が近いので、家庭はいつもわちゃわちゃしており、母親は朝から晩まで育児や家事に追われ、子供が巣立つまで自分の時間もほとんどなく過ごしてきたはずです。自分の時間のほとんど全てと言っていいほどを家族のために使ってくれた母親には感謝しかありません。
一方の父親も毎日夜遅くまで働き、週末になると土曜日はずっと寝たきり、日曜日は何とか家族でお出かけという感じ。子育てや家事は母親に任せきりという典型的なサラリーマン家庭でした。母親はもともと仕事に復帰する意思がないし、父親も母親が働くことを希望していなかったので、幸いにも両者の方針は一致していました。
母親の学生時代の話を聞いてみると、高校の時から既に結婚相手探しがスタートしていたようで、短大に入るなりインカレサークルに入り、T大やK大などの彼がいることがデフォルトだったそう。大学に入ってからは華道や茶道・お料理など“花嫁修業”と呼ばれる授業がメインに。2年生になると就職活動が始まり、結婚までのインターバルを過ごす会社を選んでそれぞれ就職していったそうです。自分の過ごした学生時代と余りの違いに驚きです!!
うちの母親はかなりマイペースな方で、学生時代も彼がいたりいなかったり。そんな母親を見かねた祖父がお見合いを勧めてきたのが社会人3年目くらいのことです。3名ほど会ったのですがどうもしっくりこず断り続けていたところ、今まで一度も怒ったことがない穏やかな祖父から“いい加減にしなさい!”と言われてしまう始末。そんな時に今の父親とのお見合いでちょうど良く出会い”ビビっ”と来たそうで、お見合いをしてから約半年ほどお付き合いをして26歳で結婚。結婚を機に仕事を辞めてからは、エレクトーンやお料理のレッスンなどで過ごしていたのですが、そんな生活に飽きてきたところでちょうど私が生まれ怒涛の子育て時代が始まりました。
それから15年ほどはほとんど記憶がないほど忙しかったそう。確かに3人分の育児と5人分の家事があると思うと気が遠くなります。。。自分が出来るかというと正直、全く自信がないです笑 そんな母親が完全に自由になれたのは、今から約5年前。実家に住んでいた妹が独立し、25年ぶりに夫婦水入らずの生活が始まりました。家事能力の全くない父親との二人暮らしには最初は戸惑うことも(イラっとすることも)多く、今まで家族のためにずっと人生を割いてきた母親は心にぽっかり穴が開いたように見えましたが、最近は家事の分担に折り合いをつけられたようで、なんだかんだで楽しそう。じゃかいもやニンジンを切れるきれるようになっただけで誇らしげな父親は山登りに勤しみ、母親はジャズピアノの練習で毎日忙しそうに過ごしているのを見て、娘一安心です。
母親が生きる時代と自分の生きる時代に約30年差がある中で、もし自分が母親の立場だったらどうしたか?を考えることにどこまで意味があるか分からないですが、もし3人の子育てをしながら仕事をするのはあまりに大変なので、私も仕事はしていなかったかもしれないです(;^_^A ただ、仮に母親がもし働いていたら、もう少し社会性のある考え方をしてくれていたかな?自分の仕事の悩みにアドバイスをくれたのかな?なんて思うこともあります。そうは言っても仕事の相談はもっぱら父親にしているので特に支障はないですが(*^-^*)
老後の二人を見て思うことは、仕事であれ家事子育てであれ、人生のなかで瞬間的にそれらに多くの時間を割かなくてはいけない時期があったとしても、少しでも時間を見つけて自分が人生をかけてやりたいと思える趣味を持っておくことの大切さを感じます。もちろん、老後に新しいことにチャレンジするのもいいと思います!
もう一つは、気軽にお茶やおでかけができるお友達。
この二つが人間が老後を充実してヘルシーに生きるために大切な役割を果たすであろうと思うので、私もその点意識して生きていけたらなと思います。
そして、やはり自分は仕事をすること、働くことが好きなので、姿かたちを変えたとしても人生をかけて何かしらの仕事を続けられるように、自分の得意なことや好きなことを活かしたスキルを育てつつ、ゆるく生きていけたらと思います♪
M子