自分のタイプでない”ヒト”に対して「かわいいよね?!」と同意を求められたとき、なんと答えますか?
「全然可愛くない。」「そうは思わない。」
って答えることができる人、羨ましいです。泣。わたしは答えられません。なぜならそう答えた瞬間、「お前が言うな」「どの立場が言うんだよ」
って返ってきそうだから。実際そう言ってくれればまだ良いけれど、ただ心の中でそう思われて、変な空気が流れるのもつらい。もちろん論点が違うし、わたし関係ないじゃんって話なのですが。
かと言って、思ってもないのに「かわいい」って同意できる人も羨ましいです。わたしはそれもできません。適当に相槌をして流せるわけもなく、なんだかモヤモヤしてしまうから。
実際に、今までにどちらの返答もしたことがあるのですが、気持ちよく終われた経験はありません。同じような経験をした人もいるかと思います。そこでわたくしが、最強の返しを思いつきました。
「わたしより可愛いけど、タイプじゃないな~」
では、次の質問です。自分のタイプでない”モノ”に対して「かわいいよね?」と言われたときはどうでしょう。ヒトに対してよりは幾分ハードルは下がりますが、これもまた別の問題が出てきます。ヒトに対しての時もそうですが、基本的に相手の趣味に対して否定はしたくありません。ですが、かわいいと同意してしまえば事件が起きます。例えば、相手が持っているものにかわいいと話がはずみ、
「Amazonで買えるよ?今見てみてよ〜」
なんて購入を誘導されてしまった時には、大変です。
「可愛いって言ったよね?手ごろだよ?なぜ買わないの?」
なんて思われかねません。そんな時はこう答えるのが良いと思います。
「同じようなものたくさん持ってるんだよね~ ちょっと考えようかな」
しかしこれで済めばまだ良いですが、プレゼントをされてしまうこともあります。相手は好意でしてくれたのに、わたしの無責任な発言のせいで引き起こしてしまった事故。避けたいです。
と、ここまで散々と話してきましたが、思い返してみると、自分でも「これ可愛くない?」と言っていることが沢山ありました。付き合いが長い友人や趣味のわかる相手に対しては問題ありませんが、まだ知り合って間もない人や、チューニングがあってない人には危険かもしれません。こちら側もひとこと添えることが必要ということに気づきました。
これからは、かわいい~っ!て言ってから、相手の反応を見ましょう、同意が得られなそうな場合は、
「あははタイプじゃない人もいるよね?!」
なんて一言添える。きっと相手も気が楽になるはずです。相手に気を遣わせないことも大人の女性のマナーなのかもしれませんね。